実際に事が終わってみると意外とショックだったので、ここで供養。
小さい頃にプールで溺れた時
浮上しようとして暴れるんですけど
暴れるほど上下の感覚が分からなくなり
下に沈んで死にかけたことがあるんですが
そういうことを思い出した
状況を改善させようとして動けば動くほど、その行為の方向性の間違い故か行為自体が間違い故か悪化の手助けをしていくようなシチュエーションは色々な場面であって、今回も或いはそれであったんだろうね。
事の顛末を振り返ってみると、きっかけはまふまふという歌手のDMにあるが、結末に対してDMで連絡をしていたという事実はほとんど影響を与えず、かといって世間様のクレームもまたほとんど影響を与えず、いわゆる「アイドルの恋愛の是非」は至極しょうもない話であった。実際、DMの下りでは私は何らヤバいとも思っていなかったので問題の大枠しか捉えていなかった。
「所属タレントが部外の誰々と付き合ってました」なんて話は事務所からのタレントの処遇には何ら影響も与えない、増してやホロライブはプライベートは一任らしいから契約に関しては尚更影響も与えないのであって、あの時点で引退だの卒業だのはマジで単なる感情論だった。それでももし「引退」がよぎるとしたらそれは相当付き合い方がファンの反感を買うものであるくらいの場合しかありえないだろうなと、それこそ擁護のしようもないようなレベルでないとそのポイントには辿り着かないだろうなと。じゃあ実際反応はどうだったかと言うと感覚の話になるが、擁護:非難は良くて5:5、なんなら6:4くらいかな?という程度。非難も内訳的には真っ当な批判もそこそこに多かったので、脇の甘さこそ批判されど「アイドルの恋愛」に対して吠えるようなのは本当にごく一部。阿呆もめっきり減ったなぁという感慨で、鼻ほじりながら状況を見れるくらいには暢気だった。別に今ほじれないほどではないが。
強いて言えば「芸風が芸風だけに今後ちょっと路線変えないとウケないかもなぁ」程度の懸念はあったかなぁ。
にも関わらずほぼ全てが当事者らの行動によって確実な詰みに向かうという、かなりグロテスクな話で、同時に救いはない話。何気に話の流れはかなり吉本の騒動に近い。詰みの理由も、結局一人称の人物が第三者からのフックアップを待てずに暴れたこと。
どこまで行っても憶測に過ぎないからそのくらいの認識で考えてるが、臨界点、いや、点というほどピンポイントでは無いが、今回の結末が避けられなくなるタイミングが本人たちで創られたのも中々グロテスク。
というのも当初は手打ちの内容として「契約解除」は間違いなく無かったはずで、にも関わらずそれが起こったのは
本論が「アイドルの恋愛がどうなのか」から「潤羽るしあ=みけねこの整合」に切り替わったからであろう。いや、切り替わったからに他ならない。「整合性」ではなく「整合」。TwitterでもYouTubeでも構わないが「潤羽るしあ」についての話題で「みけねこ」の情報が当たり前のように出てくる状況を作り上げたことが詰み筋だ。潤羽るしあを指して30代でメンヘラ云々とか、さも当たり前のように出てくるのは最高に気持ちが悪いのだが、こう出来るようにしたのも本人たちだ。テンパったのか、意図的か、今となっては分からないが。個通はダメ押しに過ぎないしまふまふの件等論外だ。
それ故に事務所が守ることなど出来ない。「潤羽るしあ」というキャラクターは事務所のモノで、今回の整合はそのモノをぶち壊しかねない行動であったのだから。この結末で事務所を責めることは出来ないし、考え直すよう懇願することも出来ない。
兆候、と言うか予感は、あった。
ガチ恋してそうとか、裏がヤバそうではなく「脇が甘そう」という予感は。話を聞いてないことは多いし、嘘発見器のコラボでは2年にもなるのに準備の手際が悪くて宝鐘に多分それなり本気にイライラされていたのも、(この上なく性格の悪いことだが)今となっては歯に何か詰まった様な違和感の覚えるものだ。
話は逸れるがVtuber、というか、ホロライブのタレントは結構好きだ。「結構」。好きの尺度を何にするかによるが、アレだけ多額のスーパーチャットが跋扈するホロライブ市場においてタレントに投じた額が(胸糞悪いことに)尺度の有力な一つになっている気がしているから、スーパーチャットはしたことが無いし、メンバーシップもタレントのためにとかではなく「何となく」入っている自分にとても好きを言うのは気が引ける。そのおかげで今回の騒動に対して結末までは主観的な意見は持たずに済み、よく分からないキレ方をする必要も無く済んだのだが。
冒頭に申した通りそんなわたしでも意外にショックを受けている。ただ間違っても幻滅ではない。これも「結構」好きだったおかげですね。後付けの感情で自分自身の経験を歪めることはしたくないのでだいぶ助かっている。個通だの漏洩だのドス黒いところの話が思う存分ブチ撒けられて、それで裏切られたと思ったりそれまでの動画を見てそこに不快感を差し込む感情は持ちたくないし、持つべきでは無いということだ。自分の知り合いが犯罪で捕まって、じゃあそいつはそういう奴で思えば昔からそういう奴だったかもしれないみたいな、当たり前に持つ感情ながら卑怯なことはしたくない。しでかした事実とそこまで自分が見ていた事実とは切り離して考えたい。だから、私は「潤羽るしあ=みけねこ」として話すつもりは無いし、tstとかいうやつは見たが今後みけねこの動画を追うことは無い。潤羽るしあの中身としてみけねこを、自分たちの中で潤羽るしあの続きとして見るのは圧倒的に違う。もう終わったことだ。
ガチの人達の気持ちは計り知れないが、運営を恨むこともまふまふを恨むことも潤羽るしあに幻滅することも無いことを願う。自分にネガティブなインパクトを与える感情など持つべきでは無い。999。それまで潤羽るしあの配信を見て楽しいと思っていたならそれはそれで決まっている。今回の件で著しくイメージを損なったと言って、過去の感情を書き換えることほど虚しいことも無い。去り際が不恰好だった。それだけ。他のメンバーに与えた不都合とか、報告動画で打ちひしがれている宝鐘のこととかを考えても仕方の無いことだ。見えているモノだけ見ておくくらい、割り切っておかないと苦しくなるだけだ。
過去の動画を見て楽しいと思った感情はそのままに、しかし次の動画が来ることはない。桐生ココにその可能性を見出すことは出来ても、潤羽るしあにその可能性を見出すことは無い。0だ。返す返すも残念でならないが、間違っても美談では無いのだから。三期生のヘッダーも変わるかもな。繰り返すが、ここに救いは無い。
最後に思うこととしては、先日の赤井はあとのマインクラフト配信はかなり響いた。ツイートもそうだが、ワタシの感性にはあの手の別れ方がとても刺さる。格好が良い。大事な友人が死んだりしたらああいう供養をしてやりたい。
ったく!!!酒がねぇとやってらんねえええぜ!ぷっはぁ〜〜〜!🤪💫🙌
— HAACHAMA❤️🔥はあちゃま (@akaihaato) 2022年2月24日
今日の贖罪🙏 pic.twitter.com/RfImvBD32e
割と未練たらしい性格だから、結構好き程度の感情がしばらく尾を引く予感がしている。気づいたら忘れているんだろう。そのくらいが丁度いい。コンテンツの終わりなどそのくらいでいい。
さらば、偉大なる、、、ネクロマンサーでしたっけ。
対あり。