21-22シーズン 6節 チェルシー ◯
うっひょ~~~~♡素晴らしい。今季ベストゲームですよ、これ。
エデルソン 9
ビルドアップのレベルの高さはいつも通りながら、ハフェルツのCBの後ろからぬらりとゴール前に現れてくる厄介な動き(実際CLでも痛い目を見た)に対して完璧な対応をしていたのは素晴らしい。チェルシー相手は特に裏へのケアをしっかりしなければいけないが、今日はミスのない最高の出来。
エメリク ラポルト 7
対面がフィジカルバカのルカクでありながら、疲れてきた後半以外は上手く抑え込めていた。ラポルトは結構裏取られたりするんでヴェルナーも結構怖いなーと思っていたが、ヴェルナーの相手はルベンだったことと、後半ラポルトとマッチアップすることが増えたもののラポルトもまた上手くやっていたおかげでピンチの数は少なかった。ストーンズが酷使されるまでもなく怪我している今のうちに評価を上げているのは素晴らしい。
ルベン ディアス 10
お前はほんとに最高か。
ほんっとさぁ、そもそもコーチングとかでピンチそのものを大幅に減らしているくせにいざピンチになると身体ではじいたりするんですよ、どう思います?こいつ。しかも最終盤にはラモスにしか許されていなかった決定機阻止にならないギリギリのタイミングとやり方で決定機を阻止するスーパーファウルもするし。完全無欠のスーパーヒーローでも目指してんのかね。
しかも腕章巻いてるし。人類のキャプテン。
ジョアン カンセロ 9
何気に守備も向上してたり。1vs1でいつもオタメンディ式クソギャンブルをするのは、負ける気がしないからかもしれない。何気に不安なく見てる。
あと右利き左SBにしか許されない角度でロドリに配給する画が見映えいいのではあるが、簡単なコースと難しいコースの二つを提示されたときに必ずといっていいほど難しい方を選択する向上心の異常な高さは考え物。この試合じゃないけど、縦に出せばシンプルに解決するのに相手が寄せんの待ってから相手の股抜こうとしたりとか、向上心が高すぎる。
でもジンチェンコに遥か勝る攻撃性能は魅力。今回のゴールもカンセロのお陰様ですし。
カイル ウォーカー 7
プレスが効きまくっていたお陰もあってウォーカーの足が必要とされる場面は少なかった。あの足のお陰で「まあいざとなればウォーカーがヴェルナーにもシュートされたボールにも追いつくっしょ」って感じの気楽なメンタルになれている。
ロドリ 9
まじかおめえってくらいの出来の良さ。シーズン通してこれなら来年の八月にはチームも自分も世界一の称号もらってますぜ。
ベルナルド シウヴァ 10
エデルソンにルベン、カンセロにベルナルドと、ベンフィカ産には感謝しかない。KDBが病み上がりでいまいちキレが無い試合だったが、それでもここまで中盤を制圧し、バカみたいにプレスがはまりまくり、守備の局面を少なく出来たのは紛れもなくこちらのベルナルド御大のお陰でございます。
家族がイベリアに帰りたいとか、マンチェスターの気候が嫌だとか、今夏の退団希望の理由は諸説ある。まあ家族の希望なら...なんて思っていたが、撤回。これはもう何としてもシティで引退まで囲っておかなければならん。ベルナルドを残留させるためだけに、小学生以来にドラえもんを欲しがっている。
ケヴィン デブライネ 7
「デブライネがいると明らかにレベルが変わるけど、デブライネがいなくても勝てる」という、極めて素晴らしいチームになっているかもしれない。KDBだけ格が違いすぎると酷使の原因にもなる。
リヤド マフレズ(↑ 81')6
この試合はマフレズが効く試合じゃなかったので、ジェズスを先発させたペップの英断は素晴らしい。
ジャック グリーリッシュ 8
相手がメンディだから止められたものの、他のGK相手なら2得点だっただろうか。マフレズ然り、サイドで確実に優位を取ってくれる存在はありがたい。というかメンディの今節前までのセーブ率が95%くらいだったらしいから仕方ない。気持ちが悪い。
ラヒーム スターリング(↑ 87’)5
ファーストタッチで滑ってた。本当にお祓い案件かもしれない。
SNSではスターリングは叩かれまくってるが、何なら私もイジってるが、内心では心配ではある。ヒトがここまで不調になる様を見たことが無いからですね。
真面目な話、原因は何だろうか。ちょっと身体がごつくなって、それまでの身体の作りからゴチャゴチャになっているのに慣れてないのかもしれない。身体の使い方がかなり下手糞になってるし足も遅くなっている。
ガブリエル ジェズス 8
大変ストライカーっぽいゴールでグッド。右サイドの突破が少々弱いのが難点か。ウォーカー→ジェズスラインは案の定強豪には通じない上にKDBはスタイル的にそのラインあまり作らないし。
九分九厘守備強度を買われての先発起用だが、十二分に期待に応えていて尚更グッド。守備の上手いFWという面白過ぎる肩書で新境地を目指してます。
フィル フォーデン 9
アグエロがなぜあんなやばく、ストライカーポジのジェズスがなぜあんなやばくないかと言うと、やはりそのスペシャル感にあって、要するにいるだけで怖さを出せていたのがアグエロであった。
スペシャル感というのはチームが強くあるために不可欠なもので、例えば一昨季のシティがあんなしょうもなかったのはそのスペシャル感を出せるのがKDBしかいなかったからである。断じてオタメンディがクソだったとかじゃない。ベルナルドの覚醒が落ち着き、ダビドシルバは衰えが来始めていたから、KDB以外に脅威が存在しなかった。今と大分スカッドも違う二年前の話持ち出して何が言いたいかと言うと、現在このフィルフォーデンにもまたスペシャル感を覚えている。前述の通りKDBがいなくても戦えたのはベルナルドの功績が大きいが、このフォーデンの貢献度の高さも多くある。ペップはIHで闘わせたいらしいが、ベルナルドもKDBもフォーデンも外したくないので、この偽9番という立ち位置はかなりありだと思う。
フェルナンジーニョ(↑ 87’)5
普通でした。
フォーデンで落ちてる。